早いところは8月26日に種まきをした「ねずみ大根」ですが、本日、発芽状況の確認をしました。
やはり、降雨が少ないためか、土の表面は固く締まっており、所々発芽していますが、全体としては発芽率が1割といったところでしょうか。場所によって土がへこんで、雨が溜まったところは、十分に水分があるためか、小さな本葉が2枚ほど生長している様子も見受けられましたが、通常であれば種まきから12日も経過すれば、畑一面、ねずみ大根の発芽が見られるところです。
協議会の畑も種まきから5日目で、本来ならば揃って発芽しているところですが、1つの畦で数本が発芽しているといった程度でした。
毎年、降雨には悩まされるところですが、今年ほど雨が少ない年も珍しく、1日でも早い降雨が待ち遠しいです。
発芽はしていますが、所々に地割れ(ヒビ)が入るほど乾燥しています。
一番生長の良いもので、この位の大きさです。
協議会の畑は種まきから5日目ですが、ほどんど発芽していませんでした。
先週末の土曜日に若干の夕立があったため、種まきには適した土壌条件となったところで、坂城小学校3年生(40名)の種まきの日を迎えました。
場所は小学校に隣接する畑で、協議会のメンバーのほか、地元の有志4名の方が事前の土づくりと本日の指導にあたっていただきました。
ひとりが受け持つ種まきの範囲は2mとちょっと短い感じですが、その距離でも子供たちは自分が種まきをしたところが判るよう名札を立てているためか、丁寧に時間をかけて作業しているのがよく分かりました。
手作業での種まきが終わると、播種機での種まきを全員に体験してもらいましたが、1人分の受け持ちが2mほどと距離が短かったため、子供たちも「もっとやってみたい」といった感じでした。
今後は、講師役の方たちがある程度管理をしつつ、11月の収穫作業と年明けにねずみ大根を使った調理実習が予定されていましたが、コロナウイルスの件もあり、今年はどういったかたちになるのか先生たちと相談しながら進めていきたいと考えています。
講師役の協議会メンバーと地元(南日名)の有志の皆さん
子供たちの真剣な様子に指導する大人も本気な表情
畑の大きさは、手播き作業1アールと播種機1アールぐらい
播種機で種まきしたところを踏まないように跨いて歩くのが大変そうでした。
先週の南条小学校4年生(48名)を対象にした「ねずみ大根の学習会」に引き続き、今日はそれを活かすための種まきを実践してもらいました。
昨年は、子供たちが苦労して世話をしたねずみ大根の作柄が良くなかったこともあり、「今年こそは!」という気持ちで事前の畑づくりを協議会メンバーと周辺農家の方にもご協力いただきました。
畑の面積は300平方メートルぐらいで、順調にねずみ大根が生長すれば600㎏は収穫できる見込みのため、1グループ4名編成の子供たちにとってもやりがいのある作業だったと思います。
「手播き」で、種を1粒播き、土をやさしくかけて、次の種を播いての繰り返しの単調な作業のため、作業が終わった子供たちには、播種器による「機械播き」にも挑戦してもらうと、順番待ちの行列ができるほど好評でした。
子供たちにレクチャーする小林会長
マンツーマンで種まきの仕方を説明
播種器による種まきは「やってみたい!」と人気でした。
ここ数日は、朝晩が涼しくなって過ごしやすくなり、いよいよ「ねずみ大根」の時期になったなぁと感じる次第です。
今日は、協議会のメンバー10名のほか、農協さんと県の農業農村支援センターの職員の方も加わっていただき、40アールのねずみ大根の種まき作業を実施しました。
作業自体は、播種器3台での種まき作業のため、あっという間の2時間で完了しましたが、今後の農薬散布や除草作業を考えると作業のヤマ場はまだこれから・・・といった感じでしょうか。
今日、畑を耕したのところでは、若干、土が湿っている程度で、種まきのコンディションとしては、ベストには程遠い感じでしたが、週末の雨に期待するところです。
作業前のセレモニー(会長からのあいさつ)で作業開始
80㎝間隔で畦に水糸を張り、それに沿って播種器で種まきをします。
播種器自体の操作は簡単ですが、畑の中を押しながらの作業は結構体力が必要!
木陰で一休みする皆さん
今日の午後はめずらしく曇り模様で、この時期としてはまずまずの作業日和でした。そんななか、坂城高校 生物クラブの10名の皆さんとねずみ大根の種まきを実践しました。
昨日もクラブのメンバーで畑の畦立て(うねたて)をしたとのことで、苦労した様子が見て取れる畑になっていました。
まずは、手作業で種を1粒ずつ播く「手播き」に皆さんでトライしてもらい、その後に生産者が一般的に使っている「播種器」でも挑戦してもらいました。「こんな道具があるなら最初から出してよ~」という声も聞かれましたが、「せっかく種まきをするなら、苦労しないと記憶に残らないでしょ。」といった会話を交わしながら、個人的にも生徒の皆さんと作業を楽しめました。
黙々と種まきをする男子生徒
播種器にも挑戦。なかなか筋が良い生徒さんたちでした。
種播きが終わる頃には、慣れた手付きでした。